第4回 エントリーNO.7Black Sheep

第4回 エントリーNO.7 Black Sheep

テーマ

部門② わたしの心と身体をゆるめるラベンダークラフト(セルフケア用)

タイトル

Black Sheep

作者

瑠奈

材料

①ルームフレグランス
無水エタノール30ml、精製水20ml、ビーカー50ml、ガラス棒、スプレー容器50ml
精油(ベルガモット7滴、伊予柑7滴、真性ラベンダー12滴、カモミールローマン2滴、ジンジャー4滴、プチグレン4滴、ローズ・オットー2滴、吉野ひのき2滴)
②羊
羊の縫いぐるみ(お好みのもの)
羊の麦藁帽子(お好みのもの)
釘1本
ドライフラワーのラベンダー45本
ドライフラワーのクローバー(淡いピンク5本、濃いピンク1本、白2本)
茶色のリボン
籠(ラタン等)

作り方

1.ルームフレグランス
①ビーカーに無水エタノールを30ml入れます。
②精油を加えます。
ベルガモット7滴、伊予柑7滴、真性ラベンダー12滴、カモミール・ローマン2滴、ジンジャー4滴、プチグレン4滴、ローズ・オットー2滴、吉野ひのき2滴。合計40滴。
③ガラス棒でよく混ぜます。
④精製水20mlを加え、ガラス棒で混ぜます。
⑤スプレー容器に移します。

2.羊
①羊の麦藁帽子を釘で傷付ける。
②籠に羊の縫いぐるみを配置する。
③羊の縫いぐるみに釘で傷付けた麦藁帽子を被せる。
④ラベンダーのドライフラワーを15本ずつ束ねて、茶色のリボンで花束を3つ作る。羊の縫いぐるみの後ろに花束3つを配置する。
⑤クローバーのドライフラワーの淡いピンク5本、濃いピンク1本、白2本を束ね、茶色のリボンで花束を一つ作る。羊の縫いぐるみの鼻先に配置する。
⑥ラベンダーとクローバーのドライフラワーの間に先に作ったルームフレグランスの瓶を配置する。
これで完成。

使い方

①ルームフレグランス
ルームフレグランスは、良く振ってから使います。カーテンやテーブルクロス、クッション等、お部屋の小物にスプレーします。始めは、アルコール分が少し気になるかもしれませんが、アルコールの揮発に乗って香りも一緒に空気中を漂います。精油だけの時よりも、素早くお部屋に香ります。作成したルームフレグランスの使用期限は、約1〜2ヶ月です。

②羊と籠とドライフラワー
お部屋に飾ります。羊の縫いぐるみは、何処にも居場所の無い、誰にも理解されないBlack Sheepである自分を投影した存在です。傷付いたインナーチャイルドで満載の自分を客観的に見てみるために、籠の中に配置しました。
自分は、このように自分を見ているけれど、外界からは、どんな風に私を見ているのだろう?今まで、私の性質(HSP、エンパス)について、ネガティブな見方をする人が大半でした。しかし、自分と同じような生き辛さを感じている方が、他にも居られるらしい、ということを本を通して知ることができました。それは、暗い海に現れた灯台のように、自分の性質のポジティブな見方や、この性質を殺すのではなく、活かしていくには、どのようなことに気を付けていけばよいかを教え、導いてくれるものでした。
羊は、視覚から、ふわふわの被毛に心が解れ、その臆病そうな表情から自分の姿を重ね合わせて、親近感を抱かせます。また、触覚から、ふわふわの被毛に触れて柔らかな感触に心が和みます。
籠は、羊が、安心して居られる場所の象徴です。この籠を羊の小さな部屋に見立てました。今まで、人に虐められ、自己肯定感も自信も持てなくなってしまった自分を、自分でも虐めてきました。自分を大切にするとは、労るとは、愛するとは、どうすることなのか分からなくなってしまった自分を、大切にする練習です。
嗅覚からは、ラベンダーのドライフラワーの香りが、ほのかに拡散されて、お部屋の居心地が良くなります。
視覚からは、ドライフラワーのクローバーのピンクの濃淡、白、ラベンダーの紫の柔らかな色調で張り詰めた心が、緩みます。

作品のアピールポイント

Black Sheepとは、集団の中で「変わり者」「厄介者」扱いされる存在です。彼女の被っている帽子は、彼女のトラウマの象徴です。彼女の生き辛さの原因の一つは、感受性が強いので、自分が良い気分でいるために、周囲の人にも良い気分でいてもらう必要があるということです。そのため、常に人を助けようとしてしまいます。自分の幸せを台無しにして、人の幸せだけを優先することを止めないと、幸せにはなれません。
過労とストレスで、燃え尽きた時の心身の状態に合いそうなルームフレグランスを考えました。不安、恐怖、緊張、神経過敏、悲しみ、怒り、憎しみ、自信喪失、孤独、不眠、胃痛、消化不良、肩こり、冷え性等改善を目的としています。

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