オイリュトミー療法はアントロポゾフィー医学の治療手段の1つで、急性、慢性のさまざまな症状に働きかける運動療法です。母音や子音の響きを固有の動きで表現することで、心身の調和をもたらし、生命力や自己治癒力を高めます。また子どもの心身の発達を促す目的でシュタイナー学校などでも実践されています。講座では、オイリュトミー療法についての解説後、実際にこの療法を体験していただきます。動きやすい服装と底の薄い室内履などをご用意ください。
プロフィール
石川公子
オイリュトミー療法士。日本オイリュトミー療法士協会副代表。1987年渡独後、アントロポゾフィーに基づく治療教育を学び、オイリュトミー芸術、ならびに療法の課程を修了。1999年帰国後、シュタイナー学校にてオイリュトミー療法を実践。2004年から開始された国際アントロポゾフィー医学ゼミナールの開講に尽力し、オイリュトミー療法を日本に広める活動に従事。現在は、横浜のすみれが丘ひだまりクリニックにて勤務。その他、オイリュトミー療法やアントロポゾフィー医学関係の講座、講演会の企画に携わる。出版:『オイリュトミー療法講義』(R.シュタイナー)、『オイリュトミー療法の基本要素』(K.ボックホルト)翻訳、他。