オラクルカードは、40~50枚ほどのカードと解説書がセットになったアイテムです。アドバイスやメッセージを受け取るツールとして、またセルフケアの道具として、日本では2000年代より女性を中心に広まってきました。この講座では、日本におけるオラクルカードの広がりの立役者であり、オラクルカードの出版社を経営する大塚和彦先生が、「日本におけるオラクルカードのこれまでと、これから」について語ります。「オラクルカードって名前は聞いたことがあるけど……?」という皆さまから、「自分の仕事にどう役立つの?」という皆様まで、たくさんのカードを実際にご覧いただきながら、進めていきます。
プロフィール
大塚和彦
1970年埼玉県出身。國學院大學文学部を卒業後、経営コンサルティング会社で社会人としてのスタートを切る。その後、世界を旅するバックパッカーへと転身し各地を回る。社会復帰後の2001年、有限会社ヴィジョナリー・カンパニー(現、株式会社)を創業。日本では数少ない「オラクルカード・タロットカードの専門会社」として、出版、卸売、国外への輸出入、ライセンスビジネスなど幅広い業務を展開する。日本神話の神々をカードとして表現した『日本の神様カード』や、インド哲学をテーマにした『バガヴァッド・ギーターカード』など、「古来からの叡智」を現代風に表現したカードを数々と発表。これまでに80作を超えるカードの企画・制作を手がける。現在は、会社代表者として経営実務を行うかたわら、インド哲学、日本神話、オラクルカードなどのテーマで講座を行っている。著書に『神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑』(新星出版社)、『いちばんていねいでいちばん易しいインド哲学 超入門『バガヴァッドギーター』』(ガイアブックス)、共著作に『いちばんていねいな、オラクルカード』(日本文芸社)など多数。