人はなぜ生まれてくるのか? わたしたちは今、あらためて命の原点に立ち返るときなのかもしれません。生きる目的を今一度明確に認識しましょう。わたしたちは生かされている間に、カルマを解消して本質に還るために、解脱へと向かうために生まれてきます。新たなカルマを積むためでも、自我エゴ煩悩の欲求を満たすためでもないのです。真理こそがリアリティ。偏在する愛そのものです。あらがっても、その法則のもとで生かされています。世界に起きている現象に一喜一憂せず、恐れに呑み込まれることなく、魂の中心軸、静寂に留まり、常に神の大いなる愛の意図に気づいていることです。なぜ神は、今これをわたしに与えたのか?なぜ神は、今この出来事をわたしの人生に起こしたのか? 神にはご計画があるのです。源へと還る「道」を完璧に運んでくださっています。全幅の信頼をもって、信愛の絆を結び、愛に従って生きることです。その勇敢さとパワーは、神の祝福、シャクティーという愛のエネルギーによって与えられ、様々な問題を越えていくことができるのです。
講演者プロフィール
宮崎ますみ
一般社団法人日印友好 シャンマタ・シッダ医学協会 設立代表理事。1968年 愛知県生まれ。1984年より女優として、舞台・映画・TV・ラジオなど幅広く活動。1995年結婚を機に米国ロサンゼルスに居住。米国では二児の息子たちを育てながらYOGAに傾倒。帰国後の2005年、乳がんであることを公表。がん克服の後、自身の経験を通じて以前より興味のあった自然療法、代替療法に関心を深める。2007年よりヒプノセラピストとしての臨床実務と併せて、ホリスティックな医療の探究に取り組み、インドの古代タミルの叡智である「シッダ医学」に辿り着く。2023年 一般社団法人日印友好シャンマタ・シッダ医学協会を設立し、蓼科山の山麓に、真我探求をヴィジョンとした場「HOME」(長野県茅野市)を開設。長野県八ヶ岳の移住先では、自然の循環の中に身を置き、自然循環に中で生きるを実践。そこでは有機野菜、お米、ハーブなどの生産を行い、八ヶ岳と南インドを定期的に往復しながら、グラスルーツに日印の友好事業を行っている。