和ハーブの定義と西洋ハーブとの違い

部門1はクラフトの材料に「和ハーブ」のみを使用してください。ここでは、「和ハーブ」と「西洋ハーブ」の違いを説明するため、和ハーブの定義とそれぞれの例を挙げて解説します。

◆和ハーブの定義
1. 江戸時代以前から日本各地で使われてきた植物。
2. 上記①に当てはまるものならば外来種、栽培種もOK。

◆和ハーブに属さないもの
・分類上の「種(小名)」で、和ハーブに明らかに属さないもの。
・和名に“セイヨウ”や外国名が付くもの。
・日本国内で育てている、すなわち国産であっても不可。
 (例.国内産カモミール、国産ラベンダーなど)

〈例〉
「ラベンダー」「ローズマリー」「カモミール」「エキナセア」「レモングラス」「ローレル」「カレンデュラ」「バジル」「セージ」 「クローブ」「ティートリー」「イランイラン」「ベルガモット」「ユーカリ」「オレガノ」など

◆海外名であっても和ハーブに属するもの
海外ハーブとしてよく知られていても、種が下記であれば和ハーブとする。

〈例〉
「タイム」=イブキジャコウソウ
「エルダーフラワー」=ニワトコ
「シナモン」=ヤブニッケイ
「ミント」=ハッカ
「フェンネル」=ウイキョウ
「マルベリー」=クワ
「ローズ」=ハマナス、ノイバラ
「オレンジ」=国内柑橘類
など。