テーマ
部門① 「和ハーブでつくるクラフト部門」
タイトル
山・里かおるナチュラルバス
作者
仁井田裕子
材料
A.お湯80cc、ヒノキウォーター20cc、
ハッカ精油5滴、松葉、菖蒲
B.お湯80cc、黒文字ウォーター20cc、
ホウショウ精油5滴、バラ
C.お湯100cc、モミ精油2滴、ユズ精油3滴、ユズ
それぞれにアガー3g、無水エタノール5cc、ソルト30g
作り方
A、B
①容器にお湯80ccとアガー3gを入れしっかり溶かし、余熱を取る。
②ハーブウォーターを20cc追加しアガー水を作る。
③10分ほど冷まし無水エタノールを追加。透明器に50ccほど移し入れ、ハーブも少量飾る。
④別容器でバスソルトに精油を滴下しよく混ぜ合わせ、透明器に追加する。
⑤さらに10分ほど置き、残りのアガー水を全て入れ、最後にハーブを飾る。※ざっくり混ぜ合わせても良い。
⑥1時間ほど冷蔵庫で冷やす。出来上がり。
Cはハーブウォーター無しで作成。
使い方
入浴剤として使用します。バスタブ脇に置き見ても楽しめるように作成しました。劣化しないように無水エタノールを追加。冷蔵庫で1ヵ月間保存可能。
その日の気分に合わせ選びます。
クロモジ、ホウショウブレンドはスッキリ爽やかな香りで疲れた心を穏やかに。
ヒノキ、ハッカブレンドは爽快感もあり、程良い木の香り。リフレッシュ効果で気分転換に。
ユズ、モミブレンドは森の香りとユズの優しさが心地よくソルトの効果もあり、体の芯まで温まります。
ハーブが湯船に浮くことで華やかに感じますが、排水溝など詰まりが気になる場合はオーガンジーの袋に入れ使用します。手で揉み込むことでアガーのモチモチ感も気持ち良く、香りが広がります。
作品のアピールポイント
私の住む中山間地域において未利用資源がたくさんある事を最近知りました。今まで意識もしていなかった事です。昔から地域に自生するものも、手を加えなければ、豊かな自然を守ることができない。またその自然をどう活かすかも課題になっていることも知りました。
現在、和ハーブも市場に出回り、エッセンシャルオイルやハーブティーで身近に接する機会も多くなりました。
今回、里山に生息するものを使用し活かしてみようと取り組みました。
和ハーブをもっと身近に感じていただき、私たちのバスタイムが心地良い瞬間になるように考えました。何種類かをブレンドすることで、深みが増し、心地よさも強く感じられるように思います。昔懐かしさを感じる和ハーブも新鮮なものとなります。
ご自分の癒やしのひとときに活用していただきたいと思います。
