

「いつか自分でもリトリートを開催してみたい」「施術だけでなく、自分の世界観を“場”として形にしてみたい」と思っている方のための、実践的な入り口となる講座です。
今、セラピストという職業は単に施術を提供するだけでなく、クライアントの人生そのものに寄り添う「体験設計者」や、「場のファシリテーター」としての役割が求められています。働き方が多様化し、オンラインでは届けきれない「リアルな体験価値」へのニーズが高まる中で、リトリートは、セラピスト自身の専門性や想いを統合的に表現できる、非常に有効な形の1つとなっています。
本セミナーでは、リトリートを構成するための基本的な視点「誰に、どんなテーマで、どのように届けるのか」といった考え方に触れながら、今の自分にできることを整理していきます。「やってみたいけど、何から始めればいいか分からない」という方でも、具体的な手がかりを得られる構成です。
講師による実例紹介では、実際にどのように企画を立て、どんな体験が生まれているのかを共有します。なかでも、日本唯一無二のアーユルヴェーダ・リトリート施設「アーユルウェルネスリゾート&スパ沖縄」での事例を紹介します。大阪関西万博会場でも、AYUSH省の公式依頼によりインドパビリオンの展示を監修しています。施術だけでなく、自分の想いや哲学を「場」として届けていきたい方へ。リトリートという選択肢が、これからのセラピストにとってどのような可能性を拓くのかを知る、はじめの一歩となるでしょう。

講師プロフィール

新倉亜希
アーユルウェルネスリゾート&スパ沖縄 代表。日本初のアーユルヴェーダ専門リゾートとして、心・身体・魂の再生をテーマに滞在型ウェルネスの構築と運営を行う。アーユルヴェーダビューティーカレッジ学長として、教育・セラピスト育成に17年以上従事。
沖縄・やんばるの自然の中で50種類以上のアーユルヴェーダハーブを無農薬で育てる自社農園「アーユルエデン」を運営し、薬草やオイルの商品開発、地域と連携したサステナブルな取り組みも展開。また、自身が開発したアーユルヴェーダプロダクト「samadhi(サマディ)」シリーズは、15年以上愛され続けるロングセラーブランドとして、全国のセラピストやサロンに支持されている。
早稲田大学や琉球大学にてアーユルウェルネス論の授業も担当。インド政府より正式オファーを受け、2025年大阪・関西万博のインドパビリオンにて講演登壇と薬草展示監修を担当。著書に『夢をかなえるアーユルヴェーダ』『アーユルヴェーダが変えた!トレーニングの常識』(BABジャパン)。VOGUE JAPAN掲載。経営学修士(MBA)取得。
セミナー概要
日時 |
2025年10月25日(土) |
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会場 | 東京都立産業貿易センター 浜松町館 |
受講料 |
前売券 3,500 円(税込) 当日券 4,000 円(税込) |