老年期のフェムケアは
「若さを保つため」だけではありません。
女性ホルモンの低下に伴い、
デリケートゾーンや膣回りは乾燥し、
粘膜や皮膚の潤いが失われます。
排尿・排便問題、姿勢、動きやすさにも影響してきます。
高齢になってフェムケアを怠っていると、
簡単に転倒したり、骨折したりしやすくなります。
些細な症状だと思っていても、慢性化してくると
「眠れない」「疲れやすい」などの症状が出現して、
食を含めた生活習慣も乱れてきます。
いずれは認知機能にも影響を及ぼします。
だからこそ、加齢に伴う自分の身体の変化を知り、
労わり、心身のつながりを理解し
上手に付き合っていくことが大切です。
老年期に向けてのフェムケアは
「若返り」「SEXを楽しむ」ではなく、
自分らしく動け、自分らしく暮らし、
出来る限り介護に頼らず、自立して生きていくために
日常生活に欠かせないケアなのです。
講師プロフィール
たつのゆりこ
一般社団法人伝統医学応用研究所 八ヶ岳Be born女性院(助産院)・産後養生院 代表。助産師・看護師・鍼灸師。大学病院から助産院、自宅出産と幅広く勤務経験を持つ。鍼灸師としてアロマテラピーと鍼灸を統合した治療院を1990年代に開設。その後、女性と子供の為の治療室「Be born」を開設。全国的にアーユルヴェーティック ベビーマッサージの普及活動を行い母子支援に従事する。世田谷に「Be born助産院・産後養生院」を開設。2017年に出版された「ちつのトリセツ」(原田純著)の指導監修者となり、膣ケアの第一人者となる。同時に更年期からの女性の健康相談室を開設し、2021年12月山梨県北杜市に施設を新規開設。「ホリスティック ウイメンズセルフケア セラピー」を行う東京サロンと八ヶ岳南麓の2拠点で、周産期~老年期の女性たちの心と身体の施術を行っている。

