テーマ
秋に飾りたい、贈りたいクラフト
タイトル
おかしなくろもっちぃBOX(クロモジチップのアロマストーン)
作者
関原明奈
材料
クロモジ、寒梅粉、クロモジウォーター、木粉粘土、ドライフラワー(ねこじゃらし、ペッパーベリー、バラの実、芙蓉の実、ユーカリの実、ブナの実、ローズペタル)、香の具(ブラックペッパー)、ペンキ、重曹、木工用ボンド
作り方
① クロモジチップをミルで細かく挽いたものに寒梅粉とクロモジウォータ―を混ぜて粘土状にする。
② 好きな形に成形し、着色やドライフラワーなどで飾り付けを行い、風通しの良いところで2~3日乾燥させたら完成。
使い方
乾燥して固まったクロモジチップ部分に精油を垂らしてアロマストーンとして使う。
極端に湿度の多いところはカビが発生しやすくなるため不向きではあるが、軽くて持ち運びもしやすいことから、一つずつ違う香りを楽しめ、部屋に飾ったり、吊り下げてカーディフューザーやアクセサリーとしても使うことができる。
作品のアピールポイント
クロモジとモチ粉(寒梅粉)を利用していることからダジャレも含め「くろもっちぃ」と名付けています。食欲の秋、芸術の秋にかけ、スイーツをテーマに作品を制作いたしました。普段、甘いものを制限し闘病をしている友人に、見た目で楽しく、香りで癒しと活力が得られるようにと願い、製作いたしました。秋の夜長を過ごすお部屋に飾ってほしい一方で、来客にうっかりスイーツとして出し、あ!違ったわ!なんて、話が弾むようなコミュニケーションツールとして使ってくれたら嬉しいです。
このクラフトを作ったことにより、どのような発見・学びがありましたか?
精油を抽出した後の廃材となるクロモジチップを利用しているのですが、香りが残っており、製作中もいい香りに包まれていました。モチ粉の使用から乾燥時に湿度が多いとカビてしまうこともあるのですが、風通しが良いところでの乾燥で固まった後は丈夫なので、アロマを持ち運ぶ一手段としても利用できます。また、粘土と同じように使え、制作の自由度が高く、創造力や手先の運動が必要となるので、お子様の知育、リハビリの現場での活用も期待できます。
資源利用、教育、生きがいといった点からSDGsへの取り組みにも参加できそうです。