次回は、20241129日 (金)30日 (土)
に開催決定!

会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館

エントリーNO.8秋の野草で身体を癒すアイヌハーブパット「セセッカ・クスリ」

テーマ

秋を心豊かに過ごすスペシャルケアクラフト

タイトル

秋の野草で身体を癒すアイヌハーブパット「セセッカ・クスリ」

作者

山内雅代

材料

玄米、天日塩、よもぎ、クマザサ、なぎなたこうじゅ、キハダ、ホオノミ、布の袋(ざぶとん型、長方型)、ボタン2個(ざぶとん型)

作り方

① 玄米と天日塩、刻んだハーブをすべて混ぜます。
② 布の袋の中にすべてを入れます。
③ 布の袋の端を縫い閉じます。
④ ざぶとん型は真ん中を挟むようにボタンを付けます。

使い方

電子レンジ500wで1分~1分半温め、身体に当てて温めたり、お腹に当てながら上から押してセルフケアに使います。ざぶとん型は温めたものを椅子に置き、その上から座るとじわじわと身体全体が温まります。冷えが気になる時、生理痛の時など座るだけで身体を温めることが出来るセルフケアクラフトです。

作品のアピールポイント

秋の私たちの身体に起こる不調と、古くからアイヌが使って来た野草にはどのような関連性が見えて来るのか、植物と向き合って考えてみました。その中でも、風邪を引いた時によく使うなぎなたこうじゅは秋に花を付け、香りも強くなります。その他、北海道という土地にこだわり道産のよもぎやクマザサ、ホオノミ、キハダなどアイヌがよく利用した秋の野草や植物でハーブパットを作ってみました。
慣れ親しんだ香りがハーブパットを温めるとふわっと広がり、森にいるような心地良さです。また、身体を温めることで心も身体も深い癒しを感じられます。

このクラフトを作ったことにより、どのような発見・学びがありましたか?

身体を温めることの大切さはもちろん分かっていましたが、季節をより深く意識することで、その季節に収穫する植物が私たちにもたらす影響を改めて強く感じました。春ではなく、秋に花を付けるもの、実を結ぶもの。秋の不調には秋の植物が適している、と自然が教えてくれるようです。必要なものが必要な時季に私たちのすぐそばにいてくれる。私たちは自然の一部であり、心身の不調を癒してくれるのも自然で、その自然を守り共生していくことが結局は私たちの健康にもつながるのだ、ということを先人たちから学ばせていただいた思いです。今後も野草・ハーブをさらに身近に日常生活で活用していきたいと思います。

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